続いても複素解析の書籍です。
原書はフランス語の
H. Cartan, Théorie élémentaire des fonctions analytiques d'une ou plusieurs variables complexes
ですが私が持っているのは日本語訳と英語訳の2冊です。
H. カルタン「複素函数論」(高橋禮司訳)
H. Cartan, Elementary Theory of Analytic Functions of One or Several Complex Variables
初めに日本語版を持っていたのですが、たまたまネットで英語版の第2版みたいなタイトルのものを見つけて、安かったので買ってみたら、結局内容は同じものでした。
前の記事のAhlforsに比べると記述は簡潔で微分形式を使ったり多変数も少し触れていたりするところが異なります。この後で多変数函数論や多様体論に進む方にはこちらが面白いかもしれません。
Bien cordialement,
Ermite Parfait
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