2020年7月27日月曜日

私の本棚21 - 場の古典論

物理学書の整理に戻って、次は、

ランダウ, リフシッツ「場の古典論」


本書は有名なランダウ・リフシッツの理論物理学教程の1冊で、電気力学から相対論的宇宙論までを電磁場、重力場という場の観点からカバーしている、かなり内容は高度なものです。

電磁気学を学ぶなら先述の砂川重信「理論電磁気学」のほうが良さそうですし、相対性理論も他にいろいろ良書があるので本書でなければならないこともないでしょうが、両方を場として一貫して理論展開しているのが本書の特徴だと思います。

それなので、電磁気学と相対性理論を他の良書で学んだ後に本書で再度見直すという使い方がいいのかもしれません。


Bien cordialement,
Ermite Parfait

0 件のコメント:

コメントを投稿