ファーストリテイリング(ユニクロ)の柳井さんが京大の本庶さんと山中さんの研究に100億円を寄付するというニュースを見た。
本庶さんは私が学生だったずーっと昔にすでに免疫学の権威として知られていたし、山中さんのiPS細胞は理論としても将来的な応用としてもものすごく希望があるもので、ノーベル賞を受賞してもしなくてもお二方とも素晴らしい研究者だ。
でも本庶さんは小野薬品との件、山中さんは資金集めに奔走する中での「コネクティング不倫カップル」からの恫喝など、超一流の研究者が研究そのものではない、お金の問題に多くの時間と労力を割かなければいけないことが残念で仕方がなかった。
そんな中、また、国民もコロナウィルスで困っている人が多い中、政治家や官僚が税金を湯水のごとく無駄遣いしているのを見ると本当に腹立たしい。
ここに柳井さんの寄付のニュースを見て、これで少し長期的な見通しの下で安定した研究ができるようになるかなぁ、と、自分とは無関係の話なのに少しホッとしてしまった。
政治家と役人、それらを取り巻く連中を治す薬はできなくても、免疫とiPS細胞の研究と後進の育成で医学を前に進めることにお二方にはこれからも頑張ってほしいと思います。
柳井さん、世界中の人の希望になる寄付をありがとうございました。
Bien cordialement,
Ermite Parfait
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