最近読んだ哲学の本は
デカルト, 「方法序説」
有名な「我思う、ゆえに我あり。」の議論にしても、心臓は熱で膨張と収縮をする機械のようなものという理解にしても、かなりシンプルというか雑というか、いとをかしな感じですが、この時代の最先端なのでしょうね。
哲学する態度を知るには分かりやすい本だと思います。
最近読んだ哲学の本は
デカルト, 「方法序説」
有名な「我思う、ゆえに我あり。」の議論にしても、心臓は熱で膨張と収縮をする機械のようなものという理解にしても、かなりシンプルというか雑というか、いとをかしな感じですが、この時代の最先端なのでしょうね。
哲学する態度を知るには分かりやすい本だと思います。
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かなり久し振りに哲学史以外の歴史の本を買いました。
江口圭一, 「十五年戦争小史」
確か大学時代に
木坂順一郎「昭和の歴史(7)太平洋戦争――大東亜共栄圏の幻想と崩壊」
を読んだのですが、失くしてしまい、絶版のようなので、代わりにこちらを買いました。
何年か前にサンディエゴのミッドウェイ博物館に行ってアウェイ感を味わってきましたが、なかなか興味深かったです。歴史に学べとは言いますが、本来学ぶべき人は学ばないのが常で、私が学んだところで意味はないのでしょうが、気にせずに読みましょう。
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ノーベル物理学賞にRoger Penroseが選ばれました。おめでとうございます。
すでにノーベル賞を受賞している物理学者だと思っていたので、初めての受賞ということでちょっと驚きました。調べたらあのStephen Hawkingも受賞していないのですね。
ということで、反射的に買ってしまったのがこの本です。
Roger Penrose, "The Road to Reality: A Complete Guide to the Laws of the Universe"
目次は下記のとおりです。
1 The roots of science
2 An ancient theorem and a modern question
3 Kinds of number in the physical world
4 Magical complex numbers
5 Geometry of logarithms, powers, and roots
6 Real-number calculus
7 Complex-number calculus
8 Riemann surfaces and complex mappings
9 Fourier decomposition and hyperfunctions
10 Surfaces
11 Hypercomplex numbers
12 Manifolds of n dimensions
13 Symmetry groups
14 Calculus on manifolds
15 Fibre bundles and gauge connections
16 The ladder of infinity
17 Spacetime
18 Minkowskian geometry
19 The classical fields of Maxwell and Einstein
20 Lagrangians and Hamiltonians
21 The quantum particle
22 Quantum algebra, geometry, and spin
23 The entangled quantum world
24 Dirac's electron and antiparticles
25 The standard model of particle physics
26 Quantum field theory
27 The Big Bang and its thermodynamic legacy
28 Speculative theories of the early universe
29 The measurement paradox
30 Gravity's role in quantum state reduction
31 Supersymmetry, supra-dimensionality, and strings
32 Einstein's narrower path; loop variables
33 More radical perspectives; twister theory
34 Where lies the road to reality?
1,000ページを超える大作ですが、数学では複素数の基礎の基礎から多様体、ファイバーバンドルなど、物理学では解析力学、量子力学、場の量子論、弦理論などを扱っているのですから、逆に1,000ページ程度で良く収めたなぁ、と思ってしまいます。
ざっと見た感じでは少なくとも数学科や物理学科の人にとっては難解ではなさそうなので、時間さえあれば通読できそうな気がします。